25 April 2007

うめこんぶ茶

私の祖父母は昔、お茶屋さんをしていた。夏休みになると店番の手伝い(邪魔?)をしたり、お茶を並べたり。だからか子供の頃から、いくつかお茶の種類は知っている。

お茶の中で少し不思議な区分だと思っている昆布茶。お正月に、緑茶に昆布結びと小梅が入った昆布茶をのみ新年を祝うのだけど、子供の頃は、味があまり好きでなかった。

が、なぜか大人になり飲むようになった。粉末の昆布茶。梅好きの私は梅入りの方が好き。時々、少ししょっぱさが欲しいときにはちょうどいい。

以前、母の友人Sが”海外に住んでると日本の味が恋しくなるでしょ?”っと言って、段ボールいっぱい日本の食材をくれた中に昆布茶が入っていた。いつも見慣れた朱色缶じゃない上質を思わせるきれいな和風の和紙パッケージ。”香煎茶”と書いてある・・・。彼女はちょっぴり上質品指向でいつも粋なのだ。

やはり上質だけある。同じ粉末でも状況が違う!ちゃんと茶葉が混ざっている。飲んでみるとこれまた違う。ほのかな緑茶の香りと、梅の味がキリリと効いている。いつものやつは、やっぱり昆布!って感じが強いのだ。S様、良いものを有難うございます。なんだか”質”ってものを感じてしまいました。

今度は和菓子と一緒に食べてみようかな。

1 comment:

RS said...

お茶屋さんやってたって、初めて聞いた。

私もこの「こぶ茶」だいすき。
でも、かなりしょっぱいよね。

最近は冷たいお茶を好んで飲む傾向にあるけど、温かいお茶、これが一番美味しいよね。

大事なことだったわぁ。