25 April 2007

愛すべきひと - SF

日本ではゴットファーザー、マザーの習慣がほとんどないけれど、私には(たぶん)ゴットマザーと言える人がいる。

彼女は実際、私の父の友人の奥さま。関東へお嫁にきて間もない母と同じ関西出身など境遇が似ていた事もあり、意気投合。それ以来30年以上の付き合いをしている。

何においてもすることが手早く、ちゃきちゃきして面倒見のいい彼女に対し、暢気な感じの母。対照的な二人だが、彼らの早口関西弁が始まると、漫才をみている様だ。

彼女には娘二人、私の母も娘二人なのだが、私が生まれた時、彼女はまだ幼稚園の長女だけだったので、超新米で、手際の悪すぎる私の母に手とり足とりで、子守を教えてくれたそうだ。暢気でトロい母を見ながら”この人ホントに大丈夫かしら?”と真剣に思ったらしい。

私が生まれた翌年にそれぞれ次女が誕生したので、手とり足とり教育もそれ以降はなくなってしまったのだが、それ以降も互いの家を行き来した。そういった背景から、彼女は”あなたが生まれた時を長く見てるから、思い入れがどうしても強いのよぉ〜”といつも言っている。

私がこっちに来てからも何度も手紙を書いてくれたり、たくさんの食材を送ってくれる。赤いちりめんバッグも”素敵だね”と言ったら、”じゃー持って行きなさい”と。もしかすると、母以上かも・・・。さすがゴットマザー。

私が日本に帰るといつも電話をくれる彼女。我が家全員、何かと彼女にお世話になっていると言っても過言でない。これからもどうぞよろしくお願いしますね。

1 comment:

RS said...

赤ちりめんバッグ。
かわいい♪