15 April 2007

愛すべきひと - TO


子供の頃見た夢で、私の伯父が実は自分の本当の父親であった。というのがある。夢の中での話なのだが、それを聞いた時の私はヤケに納得した。

と、いうものわけない。伯父は、子供の頃から私と妹を我が子の様に可愛がってくれているからで、私たちの彼への愛情も実の父同然。他の伯父伯母が参加できなかった私の結婚式にも、彼を呼んだくらいだ。

70歳を越えた伯父であるが、その歳には見えない程、心身ともに若く、元気で、声も大きく、お茶目だ。恐らく、画家でもあり、美術学校で教壇に立っていたこともあった伯父は、たくさんの若者に触れ合ったり、デッサンのためにいろんな場所を旅したりすることで、たくさんの刺激を得、エネルギーを養って来たのかもしれない。

海岸通りにある古い木造のアトリエを兼ねた家に彼は何十年も住んでいる。そんな彼の家はとても特別な空間で、夏には家から見える花火を眺めながら家族みんなと食事をしたり、冬になると普段飲まないようなハーブティーを飲みながらおしゃべりした。テレビがないから、たくさん話がでてくる。

大人になってからの私は、昔から何かあるごとに、一人で彼の家へ行っては、いろんなことを話したり、興味深い話を聞いたりした。そして、温かい気持ちで心がいっぱいになって家に帰る。今は、なかなかそれがかなわないのが残念だけど・・・。

私の結婚式がたまたま彼の誕生日なのは、何かの縁かも。

これからも声が大きく、お茶目な伯父でいてほしいです。

1 comment:

RS said...

目上の人との素敵な出会い。
頼れる家族の存在。

これらは得ようと思って
得れるものではないよね。

素敵な人に囲まれ、愛されてる、
そんなキャオルちゃんが
羨ましいです。