日本でも大人気の台湾小籠包のお店、Dィンタイフォン。当地にも3-4店舗あるのだが、久々そして稀に見るサービスに感動した。ここで、どうして?と思ってはいけない。なぜなら、当地ではここ数年サービスの品質向上に力を入れて頑張ってはいるものの、まだまだ努力の余地ありなのが現状なので。
たいがいの場合、愛想が足りない、気が利かない、私語が多い、もしくは表面的過ぎる(すごい笑顔で丁寧に話しているが、自然でないので苦しい)という印象が多い当地。お客さんとして来ているのに、なんで顔色見て頼まないといけないの?って思うときがあるのは私だけではない。そうでなくても、若い頃、超多忙なファミレスでウェイトレス修行を経験した私。どうしてもそういう所に目が行ってしまうのが癖なので、不可解でしかたがない。
サービスって特にレストランなんかはどれだけお客さんに気配りをして気持ちよく美味しく食事を楽しんでもらえるかってことだと思うんだよね。そして迅速にお店を回していくっていう。当地ではそうでないのが普通・・・なんだよね。
話は戻りDィンタイフォン。お店のコンセプトからして恐らくスタッフの殆どは華人。しかも当地人ではなく、中国本土からの方々。これは彼らの話し方や素振りから明確。人気のお店なので長蛇の列なのだが、回転が早くどんどんお客さんが入っていく。素晴らしいのが、待っている間に注文を書かせ、お客さんの待ち時間と受注の時間を有効利用している。でも、対応が非常にいいのだ。
席に案内してもらい(”こちらへどうぞ”そしてウェイトレスに即注文書を渡す)、注文を確認(その間にもお茶を入れにきてくれる)、どんどん料理がやってくる(”ごゆっくりどうぞ”そして、伝票にチェック。食べている間にも、お茶を入れながら、来てない料理がないか伝票をチェック、下げる物があれば下げる。
スタッフみんながきちんと役割分担、そしてテキパキ動き回り、突っ立って呆然としたり、喋っている人がいない。全テーブルに目が行き届いていて、下げられるお皿は下げるなど、手ぶらでふらついているスタッフは誰一人いなかった。テーブルセットも早い!そして何よりも謙虚で気持ちのよい対応ときてる。
圧巻です。これこそホントのサービス。久々に気持ちのよいお店で食事出来た気分でした。また行きたい気分にさせられます。
当地の人に是非、学んでいただきたい。そして、個人的にはEMIOにも見ていただきたいワ。
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1 comment:
キャオリンが褒めるなら、
かなりいいサービスだったんだね。
SINだけでなく、最近の日本の飲食店のサービスも目に余るものがあるよ。
流れ作業、無愛想、過剰なサービス…。
経営者の心が見えるようで、
どんなに美味しい、と思っても、
もう行きたくない、って思う。
だから飲食店は、まずは味ではなく、
まずは人、なんだよね。
温かい雰囲気の店では、
何を食べても美味しく感じる。
いい人材がいるところは、
いい人材が集まってくる。
このお店はその典型ではないのかしら?
よかったね、気持ちのよい食事ができて♪
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