29 April 2008

野生的! - eve

日本ではあまり機会がないけど、こちらに来てからいろいろな地方、国から来ている人に出会う。文化以外の部分でもヘーホーと思うことも多々あり。とにかく、いろんな人たちがいるのだけど、今のところ私のまわりでは彼女は一番野性的な環境から来ていると思う。

彼女の名前はイブ。彼女の故郷の話を初めて聞いたときちょっと驚いた。と、いうのも彼女は電気も水道もない村育ちだからだ。もちろん近くには小さな街があったらしいので、食べ物などを買いに出ることはあるけど、子供の頃は野生児のように木に登ったり、走り回ったりしていたらしい。時々、親戚が蛇やオオトカゲを仕留めてきて、自分たちで解体、夕食作りをしたので、今でもやろうと思えばできるよ!と楽しそうに言っていた。山の中にある、薬草も自分で探して薬にしたりできるそうだ。

もちろんそんな環境で大きくなっているので、食べ物を良く知っている。例えば、化学調味料を使っている食べ物は分かる。それから美味しい果物が匂いと感触で分かる。だから、美味しい物は彼女に聞くと、いろいろ教えてくれる。

そんな彼女、いつもおちゃらけているのだが、実はとっても真面目な人。何かあると真剣に考え事をしている。そして、そんな時の目つきが・・・とっても野生的。でもとても心やさしい面も持っている。

彼女の野生話は尽きない。そしてとっても興味深い。

・・・ちなみに、お風呂は近くの滝で明るい内(暗くなると何も見えないし、毒蛇とかが出てくるから)に入っていたそうだ。スゴイ・・・。

1 comment:

RS said...

ライフラインがないところかぁ。
おとぎ話しのようだ。

彼女の目、
きっと澄んでてキレイなんだろうな。

自然が与えてくれる本来の美しさ、美味しさを知ってる彼女が羨ましくもある。

ぜひとも、野生話し、また聞かせてー。