30 January 2008

Hula Girls

去年、随分とフラガールズの話題を耳にした。確か日本アカデミーを受賞したと思う。

フラガールズは国際映画祭か何かで3日間期間限定で上映会があって、見たいなぁと思っていたけど、残念な事に機会を逃してしまった。ショック・・・。

しかし、出てきましたDVD。こちらでは最近やっとCDレンタルサービスが始まった(それまではCDが安いこともあり、購入が主)ので、早速レンタル。

炭鉱町にハワイアンセンターを作る事で町おこしをしようとする人たちとフラダンスとの出会いによって夢を抱き、輝き始める炭鉱の若者たちの実話が元になっている映画。

人と人とのふれ合い、多くを語らないが伝わってくる想い、ジーンと来てホロリと来てしまった。言葉のあやとか、方言での表現とか、こそっとと笑える所もなかなか味がある。やっぱり私は日本人なんだなぁ・・・と思うのでした。

ド素人の皆さんが懸命にフラダンスを特訓したという背景での、実際のフラダンス演技もなかなかでした。しっかし、あれだけ腰をフルのも大変だよね。腰が外れそうで・・・。

チェリー

私の昔からのこだわり風味といえば、ばなな。そしてもう一つはチェリー。チェリーと言ってもさくらんぼではなく、日本で言うアメリカンダークチェリーの事だ。

今となってはバナナと同様チェリー味の商品がたくさん出てきたけど、海外(特にアメリカ、ヨーロッパ)に比べると日本ではまだまだチェリー味を見る頻度は少ないです。でもダークチェリー味を発見すればすぐ試します。食べると舌が真っ赤になるけど、おいしいんだなー。

それはさておき、果物のダークチェリーって結構するのはなぜだろう。こちらでも人気者だが、ちょっと敷居の高い果物だ。

勤務先の近くに、周辺に勤務している人たちのほとんど昼食をとっているフードコートがある。もちろんランチタイムはフードコートの稼ぎ時。たくさんの人でごった返していて、活気に満ちあふれている。そんな脇で時々みかんや、なし、ぶどうなどのカゴ盛り果物の露天が出る。活気に便乗したヤミ声のおじさんたちの叩き売り、かなりの売れ行き。それはそのはず。とても安くて美味しいのだ。私も時々買っていく。

ある日、とうとう、ダークチェリーが店頭に並んだ!値段を聞いてみると通常よりも半分の値段。しかも500グラムも入っている。おじさんに”試食できますか?”と聞いたら、”ないよ、オレを信じないなら他で買いなっ。”と言われてしまった。素直におじさんの言うことを聞いて試食なしで一袋買って帰る。

家で冷やしてから食べてみた。おじさん信じて正解!ありがとう。

ちなみに、翌日の露天ではもうダークチェリーは陳列していませんでした。買ってよかった。

29 January 2008

アイスクリーム#2 - in space

今の時代、基本的には乗り物をつかって何処へでも出かけることができる。以前、かなりのお金を出せば宇宙へも旅行へいけるというニュースを見たこともあるし。宇宙なんてあまり現実っぽくなくて、夢のまた夢だけど。

無重力の宇宙(飛行機)では設備上、私たちが通常食している食べ物をそのままの状態で食べることは出来ない。だから、宇宙食は真空パック(軽量)で液体も最低限(精密機器から水分を咲けるため)などの工夫がなされているらしい。

先日のアメリカ旅行で行ったスミソニアン航空宇宙博物館では。アメリカを始め、ロシア(当時はソ連)などいろんな国が宇宙旅行を試みた経歴や宇宙服、宇宙食などが展示してあり、興味深かった。

話は遠回りしたけど、そこで買った宇宙食アイスクリーム。なんと私の好きな三連アイスではないか!持ち帰り、早速試食。

大事に持ち帰ってきたつもりがギューギューのスーツケースに入れたおかげでボロボロに砕けていた。が、かえって食べやすい。(笑)

和菓子のらくがんをかじった感じにカリっと音がするが、口の中で溶けると・・・不思議。アイスクリーム!もちろん冷たくはないです。どーしてこんなにアイスクリームの味がするんだろう、どうやって作るんだろう、と疑問が沸いた。

パッケージの裏を見てみると・・・フムフム、どうやら本当のアイスクリームを特殊乾燥させたフリーズドライらしい。すごい。

しかし、大きな袋の割に実物は石けんよりも小さかったので、あっという間に食してしまいました。

障子はり? - renew

我が家には和風調のライトが二つあります。一つは寝室の主電気。もう一つは枕元用のスタンド。

随分前から使用しているのだが、時間と共に特にスタンドがボロくなってきた。しかし、和紙張りで提灯みたいなデザインのスタンド、洗う訳にも、替わりの傘を買う訳にも行かない。困った・・・一つ出きることと言えば、半紙の張り替えのみ・・・。

じっくり構造を観察して見たが、ちょっと複雑・・・。真剣に張り替えるのなら気持ち的にも準備が必要っぽい。っと、いうことで(何故か)張り替え経験のないVIN様に張り替えをお願いした。(笑)

水に浸して古い和紙を剥がすことから開始・・・途中で何度も嫌気がさしてうんざりしているVIN様を何度も励まし・・・なんとか完成!

結構いい感じで出来ているではないか。自分がやったわけではありませんが、出来がよいのでこの場でご紹介。どうせなら旧も載せるべきだったなぁ。サンキュー♪

次は主電気の方の張り替えかしら?(笑)

25 January 2008

地ビール

この間の白ビールをきっかけに、瓶ビールが私たちの間でブーム。(って程ブームじゃないけどね)

買出しにスーパーへ行った日の事。物がいいものかどうかは別として必ず”おつとめ品”、”赤札品”をチェックする私たち。この日はあまり冴えない品揃えだったが、VIN様”瓶ビールがあったよ。”とカゴを持ってやってきた。

ちょっと涼しい雨期のこの時期、あまりビールを飲みたい気分にはなれないけど、お風呂上がりにちょっとプシュッ、シュワーとしたい時がある。ちょうどビールもないし、普段じゃ飲まないどこかのブランド瓶ビール。今日明日で飲むなら、試してみるか・・・。

手に取った所、あれ?これ地物じゃない?こんなの作るの?作る場所あるの?とビックリ。そうなんです、ご当地、土地柄、領土柄、あまり国産品がないのです。しかも洒落て、ピルスナー、モルトなど種類がある。へーそうなんだ。

いざ、家で試飲。うーん、やっぱりシャレ感と当地のイメージが噛み合わない。でも美味しく飲みました。

日本の瓶ビールも赤札品にならないかなぁ。(日本商品がなってるのを見たことがないけど)

23 January 2008

すばらしい - plant stand

我が家のお風呂場、湿度と日当たりの環境が適しているので、カムフラージュもかねて観葉植物を置いている。ここの植物は他の場所の物よりもいきいきとしていて、成長も早い。

私のポトスはつるが伸びては切り、水につけて成長させ、また鉢植えに・・・とどんどん繁殖しているのですが、このお風呂場のポトスは鉢植えに植替えてからあっという間にぐんぐん大きくなってきた。つるも伸びてきて、底上げしてあげないとちょっと苦しそう。

近所にある造園屋へ鉢植えスタンドを探しに行った。最初はワイヤーで出来たものを買うつもりだったけど、木でできたスタンドもステキ。しかし湿気の強いお風呂には不敵なんだよね・・・。いろいろ見ていた所、あるものを発見。

再生プラスチックで出来た、”木”風のスタンド。組み立ても+(クロス)に二枚の足をはめ込むだけ。デザインもちょっとおしゃれでいいじゃない。ワイヤーみたいに錆びないし、木みたいにカビないし、再生プラスチックなのに、どれよりも低価格。決定!

いかがでしょうか・・・。自己満足だけど、なんとなくポトスも張り切ってつるを伸ばしてくれそうな予感です。

21 January 2008

収納たな

我が家には当地の生活様式ということもあり、トイレ&シャワールームが二つあります。でも、住人が日本的な生活をしているので、メインのお風呂場はお風呂として使用(トイレはあまり使わない)、もう一方はトイレとして使用(シャワールームは使わない)しています。来たことのある方はなおさら納得いただけるかと・・・。

で、メイントイレにある使用しないシャワールームのスペースがもったいないので、トイレットペーパーやトイレカバーなどの収納に使用していたのだが、使い勝手が非常によくない。

当地はあまりDIYが一般的ではないので、木材を探すのが大変だし高い。棚を作りたくても何となく作る気が失せてしまう。でもあの収納を何とかしたい・・・。

そんなある日、粗大ゴミ置き場の横を車で通り過ぎた際、二枚の加工木材が捨ててあるのが目に入った。さっそくUターンして確認してみると、比較的キレイだし、使えそう♪早速もらって帰る。

できました↑↑↑、収納棚。あまりよく見えないけど、両側の白いのが粗大ゴミの加工木材。そこにビスを打ち付けて棚板をつけました。これで、トイレカバーや、タオルをきちんとしまう事が出来、見た目も気分もスッキリ。スペースがたくさん出来たので、ガーデニングものもここへ。
ちなみにこちら↑メイントイレです。本当はトイレカバーもこちらの人は使いませんが、何せ暖かい便座なんてありませんので、住人の好みで使っています。座った時、気持ちがいいですね。100均(日本)ですよ!

18 January 2008

15 - strawberries

いちごの季節がそろそろやってきますね。ん?まだちょっと早いかな。

いちごと言うとまず4つの事を思い出す。

1)子供の頃、母が作ってくれたいちごのキーホルダーといちごのヘアーゴム
2)妹の幼なじみのいちご嫌い(いちご味もダメ)
3)見た目と味のギャップが激しく違うアメリカのいちご
4)韓国で食べた、食べきれないほどの美味しいいちご(1キロ売りだった・・・)

やはり日本のいちごは美味しい。当地の皆さんも日本のいちごは甘くて美味しいと言う。そう思う。でもこちらで食べることは難しいし、空輸されてきた物は高くて買わない。かと言って、アメリカ産のいちごは固くてすっぱい・・・。

5年程前、妹と韓国へ行った。美味しい食べ物を食べようと、市場へ行ったある日、みずみずしく、ツヤツヤしたいちごを見かけた。確かあの頃は5月、まだいちごの収穫期だ。私は外国のいちごに警戒していたので、美味しそうでも見た目に騙されてはいけないと思っていた。そんな所、市場のおばさんが味見をさせてくれて、韓国いちごはこんなにも美味しいんだよと(韓国語で多分そう言っていたはず)教えてくれました。市場は格安なのはいいのだけれど、キロ売り。悩んだけど、食べるのが大好きな姉妹は1キロのいちごを買ってホテルへ帰りました。(笑)それ以来、韓国いちごへの疑いは晴れましたとさ。

話は戻り、当地。日本のいちごは高いが、最近は時々韓国いちごがお手頃で売っている。今年初めてのいちご!とても美味しかったです。これぞ、いちごの味、春の味だよね。

いちご狩り行きたくなってきた・・・。

16 January 2008

ふゆのおもいで - USA#8

あっという間に終わってしまったアメリカへの旅・・・。

現所在地(暑い)→アメリカ(寒い)→日本(寒い)→現所在地(暑い)と、寒い地区への旅行だったので衣類がカバンの大半を占めていたこと、アメリカでの旅行もハードスケジュールでゆっくり買い物をする時間がなかったこと(もちろん日本は新年三が日)で、家に帰ってきて荷解きをした時、お土産のような物をほとんど買っていなかったことに気がついた。

が、その中でもどうしても買いたくて、買って帰ってきたものが・・・コーヒー豆。何となく英国は紅茶、アメリカはコーヒーというイメージがありますね。しかし、なぜコーヒーかと言うと・・・。

最近ちょっとオーガニックが気になっている私。アメリカでは比較的オーガニック製品がごく身近に売っているので、興味があった。そして、まだまだ当地では注目度が低いオーガニックコーヒーもいろんな種類があり、何といってもフレーバーコーヒーの種類が豊富。何としてでもチェックせねば!・・・・と言うわけです。

ちょうど友人夫妻の近所に巨大スーパーがあり、夕食の食材の買出しがてら連れていってもらった。あまりの広さと商品の多さに興奮しすぎて倒れそうになったけど、一目散にスーパー内をパトロールに出た私。(VIN様の存在をもすっかり忘れ・・・)

オーガニック商品&フレーバーコーヒーコーナー発見!!!たくさんありすぎて、どれも魅力的で迷う〜。カバンの容量などを考えたり、散々悩んだ挙句、3点のコーヒー豆を買いました。オーガニック、アイリッシュクリームフレーバー、そしてハワイアンコナ。やはりコナコーヒーは外せない。どれも本当に良心的価格でとっても嬉しく、アメリカに来た甲斐があったーなんてちょっと思ってしまった一瞬でした。(笑)

今はコーヒーを淹れると、とーってもハワイアンな気分になります。(ってなんのこっちゃ。)
もう一つ買ってきたのが、ダークチョコレート。ハーシーズの工場に行ったとき、驚くほどたくさんの種類の(ハーシーズ)チョコが売っていて、その中にも5種類ほどのダークチョコレートがありました。Super Bitter、Special Bitter、Special Dark・・・何が何なのかよく分からない・・・。でも気になる・・・。元々、私もVIN様もダークチョコが好きなので、2種類(Special BitterとSpecial Dark)をチョイス。

味はダークチョコって感じではなかったけれど、Special Darkの方が美味しかったかな。スーツケースにギュウギュウに詰めて来たせいか、帰ってきたらチョコがボキボキに砕けていたけど・・・。そうそう、ちなみに、オーガニックチョコなるものも販売していました。

食べ物のことばかりだなぁ。

15 January 2008

ふゆのおもいで - USA#7

フィラデルフィアのと名物いえば・・・Philly Cheese Steak でしょう。大学の文化祭で必ず誰かが作っていたチーズステーキ。フランスパンにスライスビーフと玉ねぎを炒めたものがサンドしてあり、そこにとろけるチーズがいい感じにビーフに絡まっている食べ物。

現地でも人気の高いCheese Steak レストランでランチをしました。不覚だったのがVIN様と二人で一つずつセットメニューを注文してしまったこと。体のサイズに合ったボリュームなので、食べきれない・・・。フレンチフライとブレスレット位の大きさのオニオンリングは多かった。でも完食成功・・・!日本でもなかなか飲めないチェリーコークで幸せ♪

店内ではトムとジェリーが放映されており、小さい子供が口を開けて真剣に映像を見ていたのがおもしろかった。どこの子供も同じだね。(笑)

レストランを出て次はベッツィー・ロスの家へ。彼女は最初のアメリカ星条旗を作った旗造り職人。当時の星条旗は星が13個、輪になって並んでいます。店内(彼女の家)には星条旗グッズがたくさん売っていて、思わず目が泳いでしまいました。

街を歩いている間、ふと懐かしい気分に。どうしてだろうとVIN様と話している内に思い出した。ドブ板商店街!そうなんです、あの周辺と同じ雰囲気が漂っているのです。ドブ板を知っている友人夫婦も納得のご様子。なるほどー。

という感じでフィラデルフィアの一日が終わりました。最後にステキな友人夫婦の後ろ姿をどうぞ。こんな風に年をとれるといいなぁ。


ふゆのおもいで - USA#6

Welcome to Philly!

最終日はペンシルバニア州、MY母校T大学があるフィラデルフィアへ!10年以上も経って再びこの地の土を踏めるとは思ってもみなかったというか、友人夫妻がフィラデルフィア近郊に移り住んだことが運命のような、何だか不思議な気分。

このレンガ造りでちょっぴりホコリっぽいような街の空気が当時の事を思い出させてくれました。東の独特の雰囲気、人々・・・。

しかし。街中で見かけた母校のTマークは鮮明に私の目に映りハッとしたものの、気のせいか・・・何だか随分と風景が変わった感じ。私の記憶が悪いのか、季節が違うからか、見ている方向が違うのか、今ひとつあーーーーっ!というものに出くわした気がしない。ふーむ。

アメリカ誕生の地、フィラデルフィア初訪問のVIN様と共にまずは定番の独立記念館へ。(↑写真)1774年の7月4日にアメリカ独立宣言の署名がこの場所であり、それ以来7月4日はアメリカ国民にとっては大切な日に。(アメリカ憲法が制定されたのもここ。)ちなみに世界遺産になっております。

中では記念館ガイドさんが丁寧に説明してくれ、子供が一生懸命質問ノートに答えを書いたり、他の州や海外から来た人たちが質問をしたりで歴史を学べる環境。一時期、議会議事堂でもあった記念館には上院室があって、そこの絨毯がゴージャスでした。やはりトレードマークはイーグル(タカ)なんですね。
その後、リバティーベル(自由の鐘)へ!そこで気がついた。リバティーベルの保管されている場所が全然違う。やはりこの10年の間に周辺が大きく整備され、当時の面影がなくなり、綺麗になっちゃったんですね。前の方がステキだったなぁ・・・。

いずれにしても、”鳴らない自由の鐘”はアメリカの歴史に大きな意義をもつシンボル。長蛇の列に並んだ後、再会。本当に懐かしくて、当時の事がフラッシュバックしてきて、あの頃は若かったなぁと感慨深いものがありました。(オバさんみたいだけど)すごい人だかりで鐘と一緒に記念撮影も大変・・・一瞬のスキを見て、なんとか↓キャッチしました。

やっぱり、歴史の跡がたくさん残るこの地に学校が存在することで、アメリカ史を身近に感じることができたって、とても意味や価値があったんじゃないかしら・・・と今頃になって思うのでした。もっと勉強しておけばよかった・・・。

13 January 2008

ふゆのおもいで - USA#5

リンカーンの次は32代大統領フランクリン・ルーズベルト記念公園へ。学生の時、アメリカ史で、ルーズベルトがポリオにより重度の身体障害者であり、任期中にアメリカ大恐慌、第二次世界大戦中を経験した大統領だったことを知り、それかとても印象的だったのを覚えている。

公園には任期中に彼が残した名言(格言?)が記されたモニュメントや、大恐慌時代にスープの配給に並ぶ国民を表した像がたくさんありました。ルーズベルトは自分に障害があることをメディアに一切公表しなかったのですが、この記念公園には車椅子にのったルーズベルトがいます。それと、↑の写真のとおり彼の愛犬のファーラーもいます。

ルーズベルト記念公園を通り過ぎると・・・そこは大きな池。池?というのか、ウェストポトマック公園内にある河畔の向こうに3代大統領トーマス・ジェファソンを記念して作ったドーム型のジェファソン記念館がある。ドーム型なのだが、マフィンの形ににているので、マフィンとも呼ばれているらしい。呼び名がいかにもアメリカらしい。

小さくて見えない・・・マフィン。この場所、上の写真じゃ錆びれていて、あまりピンとこないと思うけど、毎年春になるとワシントンDCの桜開花のニュースが日本に登場する。・・・”あれ”です。あの桜が映っている所がポトマック公園です。

1885年に日本を訪れたアメリカ人が桜の美しさに魅了され、ワシントンDCに植樹したいと思ったことが始まりで、1906年に栽培調査の為、な、なんと横浜から桜の木をワシントンDCに輸入、その後の1909年の8月に日本大使館が正式にアメリカに2000本の桜の花を贈呈し、現在に至っているわけです。

桜の時期になると、こんな感じになるそうです。きれいだー。

そんな感じで、ながーいワシントンDCでの一日は終わったのでした。

ふゆのおもいで - USA#4


ここからはまるでアメリカ戦争史の旅状態。と言うのも、アメリカの首都ワシントンDCにはそういった記念碑、慰霊碑の公園がたくさんあって、電車と徒歩で大体が回れるため。

さて、National WWII Memorial の後に向かったのが、ベトナム戦争戦没者慰霊碑(↑)。二枚の長い黒い壁にはベトナム戦争で戦没した兵士(58000人以上)の名前が刻印してあるそうで、その名前を紙に写しにくる親族も見かけた。

ここでアメリカらしいお話。この碑、アジア系アメリカ女性が建てたものだそうで、当時は多くの非難を浴びたとか・・・。そしてシンボル的、英雄的なデザインを期待していたアメリカの方たちはこの随分と簡素で墓石みたいな記念碑が気に入らなく、わざわざその横に「三人の兵士」という彫刻を作った。

っが、戦争で犠牲になったのは女もだ!という更なる非難があり、その後「三人の女兵士」も急遽作ったわけです。もちろんどちらにも白人、黒人の方がいらっしゃいます。主張を忘れず、発言の自由の国ならではのお話ですなぁ。

6人の兵士達を後にして、次はアメリカ16代大統領リンカーンがいるリンカーン記念館へ。この記念館はPenny(アメリカの1セント)硬貨の裏に刻印、5ドル紙幣にも印刷(リンカーンも写ってる)してあります。

優雅にソファーに腰をかけたリンカーンもステキでした。何となく、台湾の中正紀念堂(と蔣 介石)を彷彿させますね。やっぱりヒーローは違います。

ワシントンDCもうちょっと続く・・・

ふゆのおもいで - USA#3

前日の寒さにビビって、防寒対策を十分にした・・・・のに!この日訪れたワシントンDCは快晴、小春日和の様なポカポカ日・・・。気構えた気持ちもなんだかホンワカ。

今日は長い一日になりそうなので、と早起きをし、まずはワシントン記念塔(↓写真)に登るための切符を取りに急いだのだが・・・今日の切符は売り切れ(一日の入塔制限アリ)。


高くそびえる塔を思う存分見上げた後、諦めて、アメリカ合衆国議会(TOP写真)へ・・・人気の内部ツアーに入ろうと思ったら・・・こちらも売り切れ(制限アリ)。あまりにも悲しすぎるぅ。周辺を見渡すと中国語の観光バスが連なって路肩に停車している。どうやら売り切れの原因はこの大型ツアー客の様子。えぇぇぇぇぇ〜、ホント残念無念!悲しみに暮れていても仕方ないので、議会前にある国家用として毎年準備される、大型クリスマスツリー(もう一つは大統領用でホワイトハウスにある)を見ることに。。。(↓写真)

その後、スミソニアン博物館に行き、アメリカンピザをランチに頬張り、遠巻きにジョージブッシュのお家(ホワイトハウス)を眺め、National WWII Memorial (第二次世界大戦記念碑)を見に行きました。


この場所は記念碑の中でも最近のもので、第二次世界大戦へ徴兵され、戦死した400,000人以上のアメリカ人兵への追悼の意を込めて建てられた。除幕式が2004年の何と私の誕生日ということで、親近感(?)というか、ビックリしたのでした。

ワシントンDCはまだ続く・・・

ふゆのおもいで - USA#2

こんなに寒いなんてーーーーーーー!という一日だった。温かいベットから出られないぃ、出なくては・・・と葛藤した後起きた。

この日はご夫婦が住むペンシルバニア州にあるAmish(アーミッシュ)というドイツ系アメリカ人が住む町に行ってきた。彼らは1700年頃ドイツからアメリカに移民してきた人たちで、外部とのつながりを持たずに自分たち固有の生活スタイルの中で生活をしている。部屋に飾りをするのはダメなのでできるだけ簡素な装飾しかしない。決められた髪型、衣服を着用し、年齢に応じてデザインが変わる。来てはいけない色もある。電気(外部とのつながり)もないので、TVもない。今の時代にはありえない感じもするが、彼らはその独特の文化を現代まで継承し続けているのです。不思議だー。

自給自足の生活が基本なので、Amish Farmなるものがある。牧場にはヤギ、ヒツジ、ウシがもりもり餌を食べ、ニワトリがそこら中で駆けずり回っていた。せっかくなので、ヒツジに餌をあげようということになった。っが、昨日がそんなに寒くなかったのでこの程度かと思って適当な防寒対策で出かけた私が間違いだった。とーーーーーーーっても寒くて耐えられなくなってきたのである。一刻も早くどこかへ逃げ出したい気分だった。

その時、パラパラパラ… あれ?雨?いや、違う。氷雨が降ってきた!どおりで寒いと思ったら!しかし、ヒツジさんたちは餌をあげようとしている私たちに期待してメーメー鳴いてあっという間にヒツジだかりになった。寒さと格闘し、餌をあげたら、ヒツジの舌が温かかった・・・。アリガトウ。

その後Amishから戻り、ペンシルバニアでこれまた有名なHershey's(ハーシーズ)の工場に遊びに行く。
創立者のHersheyさんは、このチョコレート工場を大きく拡大し、ビジネスを成功させるため、Hershey's村を作ってしまった人です。チョコ工場ではチョコの製造工程が勉強できるアトラクションがあって、子供には大好評の様子。


時差ぼけもあって本当にクタクタになって帰宅し、Amishで買ったドイツビールで乾杯。ドイツビールといってもビールではなく、ルートビアーと同じ類のビール。これ、Amishでしか買えません。

ふゆのおもいで - USA#1

実は昨年末、アメリカへ行きました。

日本にいたときに仲良くしていただいたアメリカ人のご夫婦が17年の日本生活を終え、アメリカのフィラデルフィアに帰国し、新生活を初めて2年。遊びにいこうということになりました。

10年以上ぶりの東海岸・・・なんだか長い年月の流れを感じつつ、ワクワクした気持ちで20時間のフライトと日付変更線を越え、(時差の関係で)クリスマスを二回迎えました。もちろん当地は年末と言えども雨期でも外気は25度以上。本当の寒さとはどんなものかすっかり忘れていた・・・。途中の乗り換え地点(ミネアポリス)で雪の滑走路を見て唖然。そんなに寒いんだっけ?!マイナス3度だ・・・。


そんなこんなで、何とか無事にたどり着いた素敵なご夫婦宅。1780年代に建てられた石のお家。周辺はもともととうもろこし畑や、牧場を営んでいる家が多いせいか、なーーーーんにもなく、小高い丘の上に石のお家がちょこんと平和そうに立っている。自身の”裏庭”でさえもこの通り。向こうに見えるベージュ色の場所はとうもろこし畑(収穫後)跡。彼らに聞くと、一番近くのお隣さんは、200メートル先だそうな・・・。


その裏庭からさらにどんどん歩いていくと、”敷地内”には湧水を利用した古い貯蔵庫跡が。冷蔵庫なんて便利なものがなかった昔は小屋の中に食べ物を保管していたそうな。今は水車がこわれているので機能してないけど、温かくなったら修理して使えるようにするそうだ。


家の中は古い板床が歩くとギシギシきしんだり、若干歪んでいる箇所があって、家具の下にはたくさん袴を噛ましたりで苦労もあったみたい。でも、それも古いお家の良さ。久々の古いお家、彼らの住む空間をとっても大切にしている気持ちも分かり、素敵でした。

何だかお家の事だけでたくさん書けそう・・・・。

12 January 2008

ががーん! - reality wins

今日、知人の奥さんが2歳の息子を連れて我が家へ預かりものを取りにやって来た。

息子、以前あったのはまだ新生児。それがあっという間に子供になっていてビックリ。奥さんはこちらの国籍だがお母さんが日本人で、日本人並に日本語を話す人。

私:大きくなったねー。
奥:2歳です。前にあったのはそんなに前でしたっけ?
私:まだ赤ちゃんだったよ。もうそんなに経つんだね。
奥:ケン(息子の名前)こっちおいで。
私:あれ?日本語話すの?
奥:はい、私が日本語でいつも話してるし、私の母も。

ここまではよくありがちな普通の会話。母親に呼ばれて近くによってきたケンちゃんに私は「こんにちはー」と声を掛けた。恥ずかしそうにしてもじもじしていた所・・・

奥:ケン、ほら、”おばちゃんに”こんにちはー、でしょ?

お、おばちゃん?この日本語にガガーンと強い衝撃。私が、おばちゃん?!?!普通に当前のように私の事を息子に”おばちゃん”と表現している奥さん。。。えぇ〜っ、何でーっっ。

いや、彼女は全然悪くない。むしろ”一般的には”正解だ。呼ばれ慣れていない私が思い切りビックリしただけだ。

何となく・・・”おばちゃん”というのは既婚して子供のいる方を言うのかなぁなんてどこかで思っていた、かもしれない。多分。もしくは、自分は”おばちゃん”であると認識してない(=どこかで認めたくない)?

でも子供にとっては”おばちゃん”なんだよね。確かに義母のお隣さんの孫娘にも”Hello, Auntie〜"と声を掛けられたし。(それを横で聞き、笑いをこらえていたVIN様。サイテー。)

ケン:おばちゃん、こんにちはぁ。

ケンちゃん、上手にご挨拶できたね。ありがとう。また今度遊ぼうねー。

10 January 2008

雑穀米

初めてアンパンの上に散らしてあるものが我が家の鳥も食べていた粟だと知ったときは本当に驚いた。

穀物と聞いて小麦以外で何を指しているのかいまいちピンとこなかった小学生時代の私も、その後、お茶ブームでハトムギ、玄米などを知り、ライ麦や穀物の入ったパンが流行ったりで、穀物とは何かという事が分かってきた。

そして今は健康ブームに則り、薬膳ご飯として、昔の人が食していた雑穀米やら発芽玄米などがあちらこちらで注目されている。

私も先日14種類の雑穀が入っているというお得感に惹かれてブレンド米なるものを試してみました。黒米、赤米、きび、ひえ、米粒麦、もち胚芽米、胚芽玄米、たかきび、青玄米、押し麦、あわ、アマランサス、ハダカ麦、ハトムギ・・・と古代米から美容米まで満載の14種。

以前、ブラウンライス(多分赤米の事)を食べたことがあったけど、赤米だけだと食感がしっかりしすぎてしまうので、これならいろんな種類だし、普通のお米に混ぜて炊けばいいので、いけるんじゃないかな?と期待。

結構いけます。見て楽しく食べられるし、冷めてもおいしい。一度お試しあれ。思ったよりも写真にカラフルな雑穀が見えてないけどね・・・。

08 January 2008

今年のテーマ

今年2008年は北京オリンピック。中国を始め、アジア各国でも環境保護の話題が盛んになってきた。年始のテレビ番組でも環境破壊についての特番も多く、今地球で起きている現象を見ていたら、なんだか表現しにくいけれど、心の中がギュッとした。

それぞれの国がどう対応していくかと言うことよりも、人間一人一人の意識とその行動が保護につながる。どうせ自分だけしかしていないし、とか、どうせ自分一人がしても何も変わらないと思ってしまうことの方が絶望的なんだそうな。要は自分中心の考えは地球だけでなく、人間にも良くないってことだ。

「環境のために暮らし方を変えてみよう」たまたま目に入った雑誌を買ってじっくり読んでみた。以前から考えていることも含め、今年はこれらの事をもっと意識することにした。もちろん実行できそうな事から始めます。

1)プラスチック製品(容器、包装など)はなるべく買わない。
2)瓶、紙容器製品を選ぶ(重いけどね・・・)
3)詰め替え製品を選ぶ
4)義母の家へ行くときは徒歩か自転車で行く(同時に散歩できる)
5)週末のおでかけは交通手段をなるべく使う(車定休日)
6)車で買い物は重い荷物のリストが溜まったときにする
7)できるだけマイバックで買い物に行く
8)電気はこまめに消す。使わない電化製品はコンセントも抜く
9)コンロの火はなるべく小さい火(鍋からでない)にする
10)お風呂は同じ時間帯もしくは一緒に入る
11)シャワーはこまめに止める
12)食べ物はなるべく産地の近いものを選ぶ
13)オーガニック商品も検討する
14)気が向いたら肉を食べない料理にしてみる
15)何はともあれ無理はしない

1)と2)は本当に変えることにした。ペットドリンクはやめて、パックか、アルミ缶か、瓶入りにした。バターのケース(プラ)をやめて友人宅のようにガラスのバターケースに固形バターにするつもり。調味料も瓶のものがないかどうか調査中。

他にも思いついたらやってみようと思っていまーす。

06 January 2008

しろビール

海外から当地へ戻ってくると必ずDFSで買うビール。いつも同じの品揃えしかないのだけれど、お店で買うよりもずいぶん安いのが魅力。

しかし!今回初めて見る銘柄を発見。White Beerと書いてある・・・ワインは赤白あるけど、ビールでしろ?!ベルギー産の白ビール試してみるほかなし。

・・・フルーツビールみたいな味。

でみせ

恒例の川崎大師、今年は三が日に初詣に行ってきました。

メインは参拝のはずなのですが・・・実は出店の食べ物達だったりして。(笑)最近のお決まりは、鮎の塩焼き、ホクホクジャガイモ、もつ煮込み、フランクフルト、甘酒、そしてすもも飴です。

あ、おみくじ大吉とりました!しかも番号が1番、生まれて初めてです。

おせち

今年は日本で新年を迎えました!

子供の頃は祖父母の家に親戚一同が集ってお正月を祝っていたので、おせち(って御節って書くんだぁ。)料理を家で頂くようになったのは大人になってから。おせち料理って子供にとってはあまり魅力ないんだよね・・・。冷たいし、煮物ばかりで・・・。いつも子供用に準備してもらったハムと栗きんとんの栗ばかり食べていた気がする。

さて、関西出身の母の作った実家のおせちは、関東にはない食材が出てくる。それはブリの照り焼き・・・私の大好物!うれしいわぁ。近年はちょっとオシャレに和盆にのせたおせち。飾り葉、南天はご自慢の庭園より調達。

寒い年明けでしたが、なんだか暖かい気持ちになるおせちで迎えた元旦でした。

05 January 2008

年オンナ - year of rats!

あけましておめでとうございます。

もう2008年。time flies... そして、年オンナです。母曰く、子年生まれにはハツカネズミとドブネズミ(野ネズミ?)がいるらしい。ハツカネズミはいつも毛づくろいをして気取っていて、ドブネズミ(表現悪いよぉ)は働き者でじっとしていないネズミさんだそうです。子年生まれのアナタはどちらのタイプ?

Anyway, みんなにとっても幸多き、良い一年となりますように♪