ずーっと見たかった邦画、「誰も知らない」。主演の男の子は、初めて出たこの映画でいきなりカンヌ国際映画祭主演男優賞か何かを最年少で受賞してる。
1980年代に起きた実話を元に作られた映画。出生届もなく、学校にも行ったことのない、親が全部違う4人兄弟姉妹と母親(シングルマザー)のお話。ある日、母親が好きな人が出来たといって、少しのお金を置いて出て行ってしまい、子供たち4人は母親が戻ってくる事を信じつつ、慎ましくも、仲良く、明るく生活を続けていく。でも、生活に限界が迫ってきて、水道も電気も止まり、子供たちの生活はだんだん荒んできてしまうわけです。
心痛い・・・。子供の母親を想う気持ちってまっすぐなんだよね。どこかで本当は分かっているのに、それでも純真で素直な子供たちを見ていてうなってしまった。子役の皆さんも演技が演技のようでなく、でも雰囲気や仕草から心情とか良く出てた。主演の男の子はやっぱりダントツ存在感が浮き出ていましたねー。
深いので、最低2回は見たい映画かな。
05 March 2008
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1 comment:
キャオリンの感想みただけで、
涙しちゃう…。
いまの私もそうだけど、
なにんやかんやいって、
親を信じているのよね。
もー、切ない話しだなぁ。
見たいけど、今の私には、
怖くてみれないかも…。
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