最近はVINさんが仕事で短期ながらも、ちょくちょくいないので、レンタル50%中の近所のCDショップで、映画を借りて見ることにした。二人の好きなジャンルが少し違うので、彼のいない時には自分が好きなジャンルを見ることにしている。私の好きなジャンルはドキュメンタリーとか、社会、心理関係の映画。
今回は、アフリカの実話をベースにした映画を2本。一個はThe Last King of Scotland。実在したウガンダの悪名高き大統領アミンをその専属医師(のちに側近)になったスコットランド人青年ニコラスが綴ったサスペンス映画。アミンに気に入られて、側近にまでなったニコラスが、彼の本当の恐ろしさを知って、ウガンダから逃亡しようとするんだけど・・・。さすが独裁者アミン、怖い。このアミンの役でフォレスト・ウィッテカーはこの映画でアカデミー賞を獲得しました。
もう一個は Blood Diamond。アフリカのシエラシオネという所で不法取引されているダイアモンドを巡るサスペンス映画。反政府軍が紛争資金を調達する為に、強制的にとらえられた労働者にダイアモンドを採掘させ、不法取引されたダイアモンドから得た資金(取引先の殆どは先進国ですよ)で武装を整え、戦いは長期化していくんだけど、その事実を報道しようと元ダイアモンド密売人とジャーナリストが苦戦します。この映画もアカデミー賞獲っているらしい。
以前、ホテル・ルワンダも見たけど、アフリカって今もなお政治紛争が続いているだということが分かる。そして、その紛争に子供たちも巻き込まれ、少年兵達も今だ存在しているんだよね。政治的、社会的、宗教的、思想的に非常に複雑な背景がある国、アフリカ。何か深く考えさせられます。
21 May 2008
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1 comment:
2本とも、とても見たい映画でした。
日本はね、ダイアモンド輸入国、
世界2位くらいなんだよ。
映画にもあったと思うけど、
アフリカでは、小さな子供までが
ダイアモンド採掘に労働力として
借り出されているから、買う国がある以上、
こうした問題は解決されない、
って指摘されてた。
ダイヤモンドはステキだけど、
生きるために必要でないものを買うことで、
世界のどこかで
子供たちが犠牲になってる現実。
哀しいよね。
ちょうど昨日まで、横浜で、
アフリカ会議が開催されてたの。
だからアフリカの紛争、貧困を扱った
報道が多かったよ。
キャオリン、タイムリーだね。
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