22 August 2007

ざ・かぶき

日本の伝統芸術のひとつ、歌舞伎。言ってみれば日本のオペラとか中国の京劇みたいなもので、日本人をはじめ海外の人にも高い人気を誇っている。そんな歌舞伎を久しぶりに観に行ってきた。

今回三回目の歌舞伎、少しづつ分かってきたのが、歌舞伎はミュージカルとかオーケストラ鑑賞と違って意外と大衆的、というか庶民的、というか堅苦しくないものだということ。鑑賞中の飲食はOKだし、休憩時間の間に近くまで買い物に出たり、喫茶店でお茶をしたり、そんなことが普通にOKのようだ。しかし、そんなカジュアルさの中にも洗礼された振る舞いとか、礼儀をわきまえたものがベースにあるからこそ粋なのだと思う。そうそう、浴衣をさらりと着て鑑賞にきている夫婦もいたなぁ。とっても粋だった~。

難しいとか堅苦しいイメージがある歌舞伎だけど、歌舞伎役者もメディアにお目見えしたり、物語や表現方法も現代風にしてあったりで、現代の人にも比較的受け入れられやすくなってきたのではないかと思う。美しい色使い、一本線の通った演技、そして何よりも伝統文化を継承する気持ち、歌舞伎は日本人の在り方を表現しているんじゃないのかな。

1 comment:

RS said...

キャオリンの視点って、
なかなかいいよね。

確かに、歌舞伎って、
お堅いイメージがあるんだけど、
相撲と一緒で、
食事しながら鑑賞することができる、
大衆的なエンタメなんだよね。

品がありながら、大衆的。
いいねー。粋だよね。

納得しっちゃった。

次回帰郷したら、一緒に行きたいなぁ。