10 February 2009

づつうの種 - translation

この不景気に幸いにも再就職が決まった、前の会社の同僚。同じグループで仕事をしていたこともあり、時々食事に行ったりしているが、先日「今から行ってもいいですか?もぉ頭痛いくらいに仕事が大変なんです!」と、電話が掛かってきた。

彼女の今の会社の主な仕事は翻訳業務。日系製造業で、日本人上司の書いた週報、月報やプレゼン資料を和→英に翻訳し、それを使って上司が日本語の分からない現地スタッフに配布しているらしい。もちろん英→和というパターンもある。

大学では日本語を専攻していたので日本語能力はゼロではないけれど、過去の職歴からしてももともと技術的な知識を持っていない彼女に、元技術畑出身の上司が書いた技術レポート、製造レポートを翻訳するのはとーーーっても難しいこと。いつも頑張ってはいるものの、相当難しくなると煮詰まって半べそかいているので、今後のいいキャリアアップになるし、仕事しながら勉強の範囲が広がるので頑張れと応援している。

で、完全に煮詰まり、にっちもさっちも行かなくなると、時々遊びに来たり、メールで質問してくる彼女に私の分かりうる範囲で翻訳のアドバイスをしている。実際そのレポート、いくら似通った業界で仕事をしたことがある私でも日本語なのに難しい・・・。良く頑張っているなぁと思う。

アドバイスしながら、昔自分が前の会社の同僚から教えてもらったことや勉強会のことを思い出したりする。当時の皆さんは、仕事以外のことにも関わらず、全くフィールドの違う無知な私達に丁寧にかつ分かりやすく教えてくれ、とっても楽しかった。いかに皆、親切で自分が恵まれた環境にいたことに気が付かされました。感謝、感謝。

彼女も私の説明を聞いてから翻訳をするようになってからいろんなことが分かり始めてきたといっていた。なんだかそういうのって嬉しいなぁ。

これからもいつウチに来ても良いから、頑張れー!

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