09 October 2008

お奉行さま - lecturer#1

妊婦になると、たくさんの情報を得る機会もあると同時に一方的(?)にも入ってくる。日本もそうなのかもしれないけど、ご当地、結構迷信(事実もあるが)を信じている方が多く、誰それ構わず、一方的(?)にその情報を与えようと真剣に講義をしてくれます。

ある日、VINさんの知り合いとそのお友達と一緒に夕食に出かけたときのこと。VINさんの知り合いは自分の両親ほどのご年配の方で、お友達(♀)は多分彼より年上の様子。4人で楽しく食事を始めた。注文の品は鍋料理と野菜、そしてご飯。

お友達は英語が話せないので、私と直に会話は不可。よって男性二人を介して会話。でもこのお友達、人見知りな方かVINさんの知り合いとは会話するもののあまり会話に入ってこない。初対面だから仕方なし。

しかし、会話の途中で私が妊婦であることが分かってから彼女の様子が変化。私の食べる姿を見ては、何かいろいろ隣の彼に言っている。もちろん私はまったく分からず・・・しかし通訳が入って分かったのは。

1)あの子、なんで冷たい飲み物飲んでるの?体冷やすじゃない。
2)あの野菜は体を冷やすから、妊婦は食べてはイケないのよ。なんで食べてるの?!

ってことだった。最初は知り合いの彼も、”一時だし、おいしい物を食べることの方が大事だね!”と場を和らげようとしてくれたが、彼女は不服のご様子。私が野菜を取ろうとすると・・・見てるぅぅぅぅ・・・。

私 :”どうやら、彼女の手前やめた方がよさそうだね”
VIN:”だぁね・・・”

ということでそうでなくても大好きな野菜に手を伸ばすことはSTOP。飲み物もお茶に変更・・・。それでも私が箸を取れば、注目してましたな・・・。

昔の方はそういうこと結構こだわっているからなおさらだと自分を納得させたけど、逆に知り合いの彼から”すまなかったねー”と言われてしまい、何だか私たちも申し訳ない気分になってしまいました。この御奉行さまちょっと気難しそうだワー。気にかけてくれるのは有難いんだけどね・・・。

奉行話はまだ続く・・・。

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